札幌厚別区の矯正歯科|新札幌アン矯正歯科クリニック

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当院は予約制です休診日 / 月・木・祝日(土日診療)

矯正治療とは

矯正治療とは

矯正治療とは

乱杭歯、うけ口、出っ歯、上下の歯がかみ合わないなどの不正な歯並び、かみ合わせを、綺麗にかつ機能的に改善する治療です。そして、治療を行うことにより、調和のとれた顔立ち、美しい口元が獲得できます。

矯正治療は、歯を健康な状態に保ちながら移動させることにより、無理なく歯並びを整えていきます。 そのため、治療期間は他の歯科治療に比べ長くかかります。

しかし、歯並びをきれいにすることにより、虫歯予防、歯周病予防になり、さらに噛むという機能を最大限に発揮できるようになりますので、全身的な健康増進につながります。

平均寿命が長くなっている現代人にとって、クオリティ・オブ・ライフの向上には不可欠と思います。

矯正治療とは

矯正治療の費用について

矯正治療の費用について
矯正治療の費用について

一般の矯正治療費は保険がききません。

  • A.全体的矯正治療の治療費 (税別)

    検査・診断

    検査料
    30,000円
    診断料
    15,000円
  • ・永久歯列完成後からの矯正治療の場合

    矯正装置施術料
    600,000円~950,000円
    表側の装置
    600,000円~
    +50,000円(デーモンクリア・ホワイトワイヤー加算)
    裏側の装置
    800,000円 (上のみ裏側)
    950,000円 (上下ともに裏側)
    マウスピース型カスタムメイド矯正装置
    (インビザライン)
    900,000円
    保定装置料
    60,000円
    処置料 調節料
    5,000円 (リンガルブラケットの場合 8,000円)
    観察料
    3,500円
  • ・子供(乳歯が残存)の矯正治療場合

    第一期矯正装置施術料
    350,000円 (永久歯に生え変わるまでの矯正治療)
    第二期矯正装置施術料
    300,000円~ (永久歯に生え変わってからの矯正治療)
    保定装置料
    60,000円
    処置料 調節料
    5,000円
    観察料
    3,500円
  • B.部分的矯正治療の治療費 (税別)

    検査料
    20,000円
    矯正装置料
    50,000~300,000円 (装置により治療費が異なります)
    処置料
    3,500~5,000円
  • C.その他 (税別)

    歯科矯正用アンカースクリュー (1本)
    20,000円
    CT撮影料
    10,000円
    抜歯料 (永久歯1本)
    4,000円

矯正治療を行う場合、治療の開始時期、治療内容などそれぞれの患者さんで違いがあり、治療費も異なります。矯正相談に来院していただきますと、お口の中の状態を見させていただいて、治療の必要性、治療開始時期、治療方法、使用する矯正装置など矯正治療に関する説明とともに歯科矯正治療費の詳細についてもお話させていただきます。

矯正相談をご希望の方は、お電話でご予約ください。
矯正治療に関するご相談(矯正相談)は 無料 で行っています。

保険診療が適用となる矯正治療は以下の通りです。

  1. ①「厚生労働大臣が定める疾患」に起因した咬合異常に対する矯正歯科治療
  2. ②前歯3歯以上の永久歯萌出不全に起因した咬合異常(埋伏歯開窓術を必要とするものに限る)に対する矯正歯科治療
  3. ③顎変形症(顎離断等の手術を必要とするものに限る)の手術前・手術後の矯正歯科治療

厚生労働大臣が定める疾患

  • 唇顎口蓋裂
  • ゴールデンハー症候群(鰓弓異常症を含む。)
  • 鎖骨頭蓋骨異形成
  • トリーチャ・コリンズ症候群
  • ピエール・ロバン症候群
  • ダウン症候群
  • ラッセル・シルバー症候群
  • ターナー症候群
  • ベックウィズ・ウイーデマン症候群
  • 顔面半側萎縮症
  • 先天性ミオパチー
  • 筋ジストロフィー
  • 脊髄性筋委縮症
  • 顔面半側肥大症
  • エリス・ヴァンクレベルド症候群
  • 軟骨形成不全症
  • 外胚葉異形成症
  • 神経線維腫症
  • 基底細胞母斑症候群
  • ヌーナン症候群
  • マルファン症候群
  • プラダー・ウィリー症候群
  • 顔面裂(横顔裂、斜顔裂及び正中顔裂を含む。)
  • 大理石骨病
  • 色素失調症
  • 口腔・顔面・指趾症候群
  • メビウス症候群
  • 歌舞伎症候群
  • クリッペル・トレノネー・ウェーバー症候群
  • ウイリアムズ症候群
  • ビンダー症候群
  • スティックラー症候群
  • 小舌症
  • 頭蓋骨癒合症(クルーゾン症候群及び尖頭合指症を含む。)
  • 骨形成不全症
  • フリーマン・シェルドン症候群
  • ルビンスタイン・ティビ症候群
  • 染色体欠失症候群
  • ラーセン症候群
  • 濃化異骨症
  • 歯以上の先天性部分無歯症
  • CHARGE症候群
  • マーシャル症候群
  • 成長ホルモン分泌不全性低身長症
  • ポリエックス症候群(XXX症候群、XXXX症候群及びXXXXX症候群を含む。)
  • リング18症候群
  • リンパ管腫
  • 全前脳胞症
  • クラインフェルター症候群
  • 偽性低アルドステロン症
  • ソトス症候群
  • グリコサミノグリカン代謝障害(ムコ多糖症)
  • 線維性骨異形成症
  • スタージ・ウェーバ症候群
  • ケルビズム
  • 偽性副甲状腺機能低下症
  • Ekman-Westborg-Julin症候群
  • 常染色体重複症候群
  • その他顎・口腔の先天異常

矯正治療を始める時期

子供の場合

子供の場合

矯正治療を開始する時期は、患者さんの歯並びの状態やあごの成長状態によって異なります。

歯並び、かみ合わせは、上下のあごの成長状態や、咀嚼、 嚥下、 発音などの機能と深い関わりがあり、それらを良好な状態に導かなくてはいけません。その目的を達成するためにはあごの成長期(7~8歳ころから)から始めたほうが良い場合と永久歯に生え変わる12歳ころからで良い人とさまざまです。

永久歯が生え始めて歯並び、かみ合わせなど気になるところがありましたら、それらについての相談(矯正相談)に来院されることをお勧めします。

大人の場合

大人の場合

大人の方は、歯が健康であれば何歳からでも治療は可能です。
虫歯がある、歯周病かもしれないなどご心配な方がいらっしゃるかもしれません。
矯正治療前にきちんとお口の中を診査し、虫歯、歯周病があるかなどもきちんと調べます。そして治療の必要があれば、その治療をしていただいてから矯正治療へと進めてゆきます。
安心してご相談ください。

治療の進め方と治療期間

矯正治療の進め方・治療期間は?

矯正治療は、不正な歯並び・かみ合わせを綺麗にかつ機能的に良好な状態に改善する治療です。
全体的な矯正治療を行う場合の治療期間は不正咬合の状態によって異なります。

乳歯から永久歯に生え変わる時期(7~10歳ころ)からの治療が必要な方

上下のあごの成長状態や永久歯の生え方に問題のある方(受け口、出っ歯、開咬など)はこの時期から治療を始めます。第一期治療、第二期治療の二段階で進めていきます。

第一期治療としては、まず上あご・下あごの成長のコントロールを行ったり、生え変わる永久歯が出来るだけ良好な状態に生え変わるように誘導する治療を行います。そして、すべてが永久歯に生え変わり、第二大臼歯が生えそろう(12歳前後)まで、歯並び・かみ合わせの状態をチェックしてゆきます。その後、第二期治療に移行します。
第二期治療は全体の歯並びを整える治療です。すべての歯にブレイス(ブラケット)の装置を装着してワイヤーを介し、歯並びを整えます。1~2年ほどかかり、ひと月に一度の通院です。

きれいな歯並びになりましたら、その後は歯並びの後戻りを防ぐ治療(保定)を1~2年行います。この治療の時は、3か月に一度の通院です。

永久歯が生えそろってからはじめる方、大人になってからはじめる方

上下のあごの成長状態に問題のない方は永久歯が生えそろってから(12歳頃から)矯正治療を開始します。
全体の歯並びを整える治療をすぐに始めます。治療期間は永久歯を抜歯しての治療が必要な場合は2年ほどかかりますが、抜歯の必要がない場合は1~1年半くらいです。ひと月に1度の通院で歯並びを整えていきます。

きれいな歯並びになりましたら、その後は歯並びの後戻りを防ぐ治療(保定)を1~2年行います。この治療の時は、3か月に一度の通院です。

部分的な矯正治療を行う方の場合

歯並び全体を治すのではなく、一部の歯並びを治すための矯正治療を行う場合には、治療内容によっても異なりますが、大体の目安として治療期間は半年から一年程度です。

最後に

矯正治療の患者さんの中で一番治療期間が長くかかるタイプについてお話します。
一番治療期間が長くかかるタイプは受け口(反対咬合)の患者さんです。特にその中でも上あごの成長が小さいとか、下あごが成長しすぎるなど、上下のあごの成長の不調和が強い人です。このようなタイプの方は早期(7,8歳)からの治療が必要です。
とくに、下あごの成長が旺盛に起こる思春期成長期はその成長を慎重に観察し、治療を行わなくてはいけません。
そのため全体の歯並びを整える治療(第二期治療)の開始時期が高校生になってしまう場合があります。
それから 1~2年で歯並びを整え、その後、後戻りを防ぐ治療(保定)が 1~2年かかりますので、治療は長期間に及びます。

大人の矯正治療について

大人の矯正治療について

大人になっても矯正治療は可能です。乱杭歯は子供と同じように治療します。
受け口、出っ歯、あごのゆがみのある方も治すことが出来ます。

子供と違ってあごの成長があるわけではありませんので治療方法は多少異なります。大人(あごの成長が終了した人)の患者さんで、受け口、出っ歯、あごのゆがみが軽度の方は通常の矯正治療で治すことが可能です。しかし、ゆがみの程度が著しい方は矯正治療だけでは良いかみ合わせになおせない事があります。そのような場合には、外科手術を治療に組み入れた矯正治療(いわゆる外科矯正治療)を行います。それにより、あごのゆがみもなくなり、良好なかみ合わせに治すことができます。

歯並びでお悩みの方は、矯正治療に関するご相談をお受けしています。
お電話でご予約ください。

大人の矯正治療について

矯正歯科治療に伴うリスクや副作用について

  1. ① 矯正装置装着後は、矯正力がかかるため歯に不快感、痛み等が感じるようになります。装置自体の違和感もあり、口内炎がなどの症状も出る場合がありますが、通常は数日間~1、2 週間で慣れることが多いです。
  2. ② 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
  3. ③ 矯正装置(ヘッドギア・フェイスマスク・マウスピース型矯正装置・保定装置など)の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
  4. ④ 治療中は、矯正装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧なブラッシング、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと歯と歯の間に 隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
  5. ⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
  6. ⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて(骨製癒着)、歯が動かないことがあります。このような場合は治療方針の変更が必要になる場合があります。
  7. ⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
  8. ⑧ 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
  9. ⑨ 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。必要に応じて顎関節の治療を優先することがあります。
  10. ⑩ 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
  11. ⑪ 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
  12. ⑫ 矯正装置を誤飲する可能性があります。
  13. ⑬ 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する 可能性があります。
  14. ⑭ 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
  15. ⑮ 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物) などをやりなおす可能性があります。
  16. ⑯ あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
  17. ⑰ 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
  18. ⑱ 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
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